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唐突の解散総選挙を終えて [受け皿づくり市民会議]


今朝未明に台風21号が当地を通り過ぎました。
西日本はじめ各地に被害をもたらしたようで、被災地の方々には心よりお見舞い申し上げます。
当地はまだゴーゴーと風が吹き荒れていますが、大きな被害はなかったのではないかと思います。みなさまのお宅はいかがだったでしょうか?

さて選挙結果がほぼ出ました。

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 Yahoo site より

当地区もジミンを落とすことはできませんでした。
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保守が真っ二つに割れたのに、第三極は盛り上がらず、惨敗です。正直、何だこれは?です。

この結果には驚きました、がっかりしました。あのアベ政治を信任するかのような議席割になりました。今回の選挙で、はっきりとNOが言えなかったことは、正直残念です。しかし寝込んで起きられないかというと、そうでもありません。一筋、光明が射しました。枝野さんの立憲民主党の誕生並びに飛躍です。今後の足がかりが掴めたと思います。

枝野さんの発言は、当サイトのポスト・アベ政権の受け皿に求めるものと寸分違わぬくらい一致するものです。しかも枝野さんは、これを自分の言葉で、淀むことなく聴衆に訴えることができる人です。

こんな政党が今回の選挙をきっかけに誕生したということは、日本の未来に、キボウ・鬼謀ではなく真の希望を持たせてくれる明るい出来事です。多くの市民運動が、この党の元に結集することができそうです。この党の成長が日本の今の路線を大きく変えてくれそうです。党に頼るのではなく、党を盛り立てて行ければ、それが実現しそうです。

そういうスタート台に立てたと考えれば、この議席割でも望みを失うことはないのではないかと思います。

以上、23日の午前中に書きましたが、昨日からソネットが不調で投稿できませんので、できるようになりましたらアップします。

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このまま行っちゃっていいの?日本??? [受け皿づくり市民会議]

いよいよ明日になりました、衆議院選挙の投票日。
でも、今日もあまり時間がないので、これはという記事からのご紹介だけとなりそうです。

まずは kazgさんのブログから。詳しいことは下記をご覧ください。
http://kazsan.blog.so-net.ne.jp/2017-10-20

リテラのこの記事(2017.10.19)
中村文則「この選挙は決定的な岐路に」よりとなっています。

【 〈現政権が勝利すれば、私達はこれまでの政権の全ての政治手法を認めたことになる。政権は何でもできるようになる。あれほどのことをしても、倒れなかった政権ならすさまじい。友人を優遇しても何をしても、関係者が「記憶にない」を連発し証拠を破棄し続ければよい。国民はその手法を「よし」としたのだから。私達は安倍政権をというより、このような「政治手法」を信任したことを歴史に刻むことになる〉

中村はただ悲観するのではなく、だからこそわたしたちに訴えかける。選挙に行かなくてはならない、と。
〈この選挙は、日本の決定的な岐路になる。歴史には後戻りの効かなくなるポイントがあると言われるが、恐らく、それは今だと僕は思っている〉 】

続いて Enrique さんのブログから。詳しいことは下記をご覧ください。
http://the4thenriquecerezo.blog.so-net.ne.jp/2017-10-18

【 本当に不思議の国です。

脱原発を掲げる政党がありますが,現与党は「再稼働」が既に既定路線の様です。

脱原発するにしろ,再稼働するにしろ,そのおおもととなっているらしい「日米原子力協定」をどうするかの議論が全くありません。ちょうど今年から来年にかけてが調印・更新時期です。ちょうど今年から来年にかけてが30年目の更新時期にあたり,半年間の申し出期間があるそうですが,申し出がなければ自動更新される様です。先日のちょろっとした報道によれば,自動更新される見込みとのことです。 】 で始まります。結びはこうです。

【 戦後処理もしないままに,戦前回帰,明治回帰だと,バカも休み休み言えと言いたいです。原子力協定しかり,地位協定しかり,著作権ですら,世界中で日本だけが不利な扱いを受けているのに,見直そうという気配さえありません。戦前が良かったとするならばアメリカの支配を隠すのではなくて,白日の下に晒した上でしっかり解消しなければならないでしょうに。アメリカ支配下にあるままでの戦前や明治への回帰論は明らかな欺瞞です。反日だ売国だと叫ぶなら,それを言うなら,きちんと見極めろと言いたいものです。 】

このまま突き進んで行って良い訳はありません。明日の選挙にかかっています。

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よく雨が降りますねぇ、
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雨にもめげず咲いている花を見習って、投票に行きましょう。
今日行っちゃいましょうか!

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中盤戦のミニコミ情報 [受け皿づくり市民会議]

本日携帯メールに入った情報をお知らせします。

とある駅前、雨の中のこの人だかりは何だ?
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「雨の中、大熱狂、枝野フィーバー」

「かっこ良かったよ、演説も上手いし、実に聡明、まっとう。珍しく自分の言葉で話せる政治家だ」そうです。

その30分後、S氏からメール
「自公で3分の2超える勢い、前原は日本会議の手下だったね」
M氏
「そんな結果が出たら、オラ、グレちゃうね」
D氏
「今日、立憲民主党に1万円寄付してきたでー
生まれて初めて政党なるモンに寄付したわ」
S氏
「比例区は立憲民主党に変更する。」
D氏
「ここは選挙区で共産に入れるしかなく、ならば比例は立憲と考えていたのだが
共産が選挙区で立憲とか民進からの無所属のところで70くらい立候補を取り下げていて
よって比例で稼げなく、かなり当選を減らしそうって予測出てんのよね
なのでオラ比例も共産に今のところする積もりでいるのー」
S氏
「了解、おらちは夫婦で2票共産だ!」
B氏
「いい話だね、オラ、ブログに載せるわ」

追伸(翌朝)

大事なことを忘れていました。枝野フィーバーと共産党への固い思いに心踊って、社民党さんのことをすっかり忘れていました。

社民党さんは、護憲運動はじめ、安保法制違憲訴訟、原発再稼働反対運動、共謀罪法反対運動など様々な活動を、地元市民とともに、常日頃、行っています。

選挙区選挙には候補者を立てていませんが、党としては伸びていただきたい党です。なんと言ってもかつての社会党ですから地方組織もまだ維持しています。野党共闘のかなめでもあります。忘れず応援しましょう!

追伸②

本日(17日)13時14時半に、ジミン党の総裁、国難とも呼ばれている人が熊谷駅北口にお出でになるそうです。明日の14時という説もあるようです。ステルスなのではっきりしたことはわかりません。
ちなみに13時半の駅前です。
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このように予告看板を出すのが普通でしょうに、隠密裏に演説しているというのだから情けない話です。
その党が議席を増やす勢いだというのだから、選挙制度の歪みが問題ですね。

以上、付け足しました。

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市民と野党共闘にチャンス到来! [受け皿づくり市民会議]

8日以来更新していませんでした、せっかく待ちに待った?解散総選挙の時が来たというのに。
実はあまりに身勝手、唐突な解散であったために、事態がバタバタと展開し、選挙民も戸惑いました。

でもこのサイトの主張はとうに決まっています。

【 アベ自公政権は、偏った歴史観のもと、現行憲法の理念を無視し、特定秘密保護法、(集団的自衛権の行使を前提にした)安保法制、(人権無視もはなはだしい)準備罪法等を法制化しました。また国政を私物化した疑いも極めて濃厚と言わざるを得ません。
 私たち市民は、日本の民主主義が危機に瀕した現実を目の当たりにしました。今もまたその危機は続いています。そこで、このように偏向した政治を絶って、二度と繰り返されることのないよう、政治家・政党の資質を問い直すことにしました。
 私たちは、今後の政権には、以下の点を重視、尊重して国政に携わることを求めます。

《 ポスト自公政権の受け皿として確認したい基本政策 》

① 地球環境の維持改善を重視する。
      
② 三権分立など権力分散の仕組み、その他民主主義の精神を理解し、これを尊重する。
         
③ 現日本国憲法を尊重し、不備な点があれば必要最小限の修正、または加筆に留める。
         
④ 原子力発電は、事故の危険性と廃棄物処理の問題を考慮し全廃の方向で検討する。
         
⑤ 核兵器は保有しない。核兵器禁止条約に参加する。
          
⑥ 沖縄の米軍基地については、県民の意向を尊重し、廃止の方向で米国と真剣に協議・交渉する。

⑦ 自衛隊は災害地の救援・復旧や外国から日本国に向けられる武力行使などに備える国民生活防衛隊と位置付ける。国連や被災国の要請があれば、海外派遣も検討する。
           
⑧ 経済政策は収入や待遇などの格差縮小を旨とする。国の財政や年金積立金など国民の財産に責任を持ち、景気浮揚策などの名目で安易に資産を減らすことのないよう、慎重に運営・管理する。
           
⑨ 前政権が強行採決により作った法律は無効とする。
          
⑩ 国民の国民による国民のための政治に徹する
                】  以上です。

自公政権には懲りました。小池新党も名前はいいですが、安保法制推進など基本的にはアベ政権と大差はありませんから没です。立憲民主党と共産党、社民党、無所属数人に託す以外ありません。

選挙は小選挙区が主ですから、一区一区が大事です。
当区埼玉12区は、ジミン党に対して、民進党から森田氏が立つことが予定されていました。民進党は、安保法制やモリ・カケ問題などでは他の野党と共同歩調をとっていましたので、これを応援すれば、当区から反ジミンを国会に送ることができるのではないかとの見込みもありました。
当サイトのアンケートに一番先に応えてくれたのも、森田氏でした。

ところがご承知のとおり、小池氏と民進党新代表の前原氏が会談し、民進党の候補者の多くがキボウの党から出ることになりました。森田氏も幸か不幸かキボウの党公認となりました。キボウの党と、これに合流しなかった立憲民主党とは、アベ政治の継続か否かという点では天と地ほど違います。これ(キボウの党公認)では自公政権の受け皿として一本化することはできません。
当区は、野党と市民との共闘として、共産党から一名が立ち、候補者3名となりました。

ジミンは現職でもあり、コウメイ(この党も名が体を表していないので漢字では書けません)党の支援もあって、かなり強力です。森田氏も地域に根差していてそれなりの集票力を持っています。これでは、平和主義・民主主義を求める市民の声が、また死に票に終わってしまいかねないなあと、晴れ晴れしない気分でいました。

しかし、保守が二人立候補し、野党と市民共闘が一人立つ選挙戦です。保守票が割れます。むしろ勝つチャンスではないでしょうか。「小選挙区は難しいけれど、比例で一人でも多く・・・」などと弱気にならず、戦前の国家主義回帰政治に反対する人たちが結集すれば、勝てるのではないでしょうか?
希望を持ってあと一週間、やってみようではありませんか。

そんな心境になりました。みなさまのお考えはいかがですか?またみなさまの選挙区の様子はいかがですか?お聞かせいただければ幸いです。

以下はおまけ?の写真です。

撮っちゃダメだとか、ネットに載せちゃダメだとか書いてないので・・・

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市長選もあるんですね、翌週。


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民進党の変貌ぶりを検証してみよう! [受け皿づくり市民会議]


この度の選挙は、《アベ自公政権》、《希望・維新連合》、《立憲民主・共産・社民連合》の3極の争いになったと見ていましたが、《アベ自公政権》と《希望・維新連合》の相違が極めて少ないため、《保守党内の主導権争い》と《反国家主義民主勢力》との2極の争いと見たほうが実態に即しているとの思いに至りました。

この目まぐるしい動きの中で、一番変貌したのが民進党です。かつては野党連合の一角として、安保法制や共謀罪法案に反対し、森友や加計問題を厳しく追及する側にあった政党の大半、いわば本体が、《保守党内の主導権争い》のグループに入ってしまいました。さすがにこの変貌ぶりにはついていけないとして、立憲民主党が生まれ、無所属として出馬する人も出ています。

この民進党本体の変貌ぶりを、かつて、当ブログのアンケートに寄せられた回答と照らして検証してみようと思います。
8月8日の記事を採録します。
 
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台風5号が各地に暴風雨の爪痕を残しました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 さて、8月8日、民進党本部(政務調査会)からFAXで回答が寄せられましたので、ご報告します。

【 このたびは、民進党の政策に関心を持ってアンケートを送っていただき、ありがとうございます。民進党としての回答をさせていただきます。 民進党

《 ポスト自公政権の受け皿として確認したい基本政策 》
① 地球環境の維持改善を重視する。

<回答> 2030年までに再生エネルギー30%確保、CO2 30%削減を目標とする。省エネルギー、エネルギーの地産地消を進め、地球温暖化対策を着実に推進する。

② 三権分立など権力分散の仕組み、その他民主主義の精神を理解し、これを尊重する。

<回答> 日本国憲法が掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を堅持し、自由と民主主義に立脚した立憲主義を断固として守る。

③ 現日本国憲法を尊重し、不備な点があれば必要最小限の修正、または加筆に留める。

<回答> 現行憲法の「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の理念は、戦後70年間にわたり国民が大切に育んできたものであり、堅持しなければならない。このことを前提として、「新しい人権」や「統治機構改革」など時代の変化に対応した未来志向の憲法を国民とともに構想する。

④ 原子力発電は、事故の危険性と廃棄物処理の問題を考慮し全廃の方向で検討する。

<回答> 2012年作成の「革新的エネルギー・環境戦略」をふまえつつ、上記グリーンエネルギー革命の加速に伴い原発依存からの脱却が前倒しで実現可能となるよう、来る総選挙に向けて検討を進める。
 その際に、下記の点を10分検討する
 国民生活・経済活動に与える影響(電力料金への影響、地域関連企業の雇用確保等)
 国際的なエネルギー情勢
 原子力や原子力行政に対する国民の信頼の度合い(原発事故時の国の責任の明確化、核燃料サイクル、高レベル核廃棄物の最終処分、廃炉技術者の育成、廃炉ビジネスの世界展開等)
 使用済み核燃料の処理に関する自治体の理解と協力の状況(青森をはじめとする地域の事情等)
 国際社会との関係(日米原子力協定等)
 これらの検討結果をふまえ、原発ゼロ目標を実現するための基本的施策を示す「原発ゼロ基本法案(仮称)」を国会に提出する。

⑤ 核兵器は保有しない。核兵器禁止条約に参加する。

<回答> 日本国憲法の平和主義を具現化し、非核三原則を堅持する。核兵器禁止条約については、日本が保有国と非保有国との橋渡しの役割を果たせるよう、政府の積極的な努力を求めていく。

⑥ 沖縄の米軍基地については、県民の意向を尊重し、廃止の方向で米国と真剣に協議・交渉する。

<回答> 沖縄との対話を重ねながら米軍再編に関する日米合意を着実に実施するとともに、日米地位協定の改定を提起し、関係住民の負担軽減に全力をあげる。

⑦ 自衛隊は災害地の救援・復旧や外国から日本国に向けられる武力行使などに備える国民生活防衛隊と位置付ける。国連や被災国の要請があれば、海外派遣も検討する。

<回答> 専守防衛を前提に外交安全保障における現実主義を貫く。我が国周辺の安全保障環境を直視し、自衛力を着実に整備して国民の生命・財産、領土・領海・領空を守る。日米同盟を深化させ、アジアや太平洋地域との共生を実現する。
 国際連合を始めとした多国間協調の枠組みを基調に国際社会の平和と繁栄に貢献し、核兵器廃絶、人道支援、経済連携などにより、開かれた国益と広範な人間の安全保障を実現する。

⑧ 経済政策は収入や待遇などの格差縮小を旨とする。国の財政や年金積立金など国民の財産に責任を持ち、景気浮揚策などの名目で安易に資産を減らすことのないよう、慎重に運営・管理する。

<回答> 「経済政策」は、人口減少が進む中、特に子どもや若者、女性を対象として、人材育成を中心とする「人への投資」を「国家百年の計」と位置付ける。主な柱は、①就学前から大学までの教育の無償化、②未来につけを回さない財源確保、③仕事と家庭の両立、④地域と世界を見据えた経済政策、である。

⑨ 前政権が強行採決により作った法律は無効とする。

<回答> 国会において、十分かつ丁寧な審議が行われることを求めていく。民主主義の精神にもとる審議の進め方、事実の隠蔽や国民の疑問に答えない姿勢など政府・与党に立憲主義をふみにじる動きがあれば、厳しく対峙していく。

⑩ 国民の国民による国民のための政治に徹する

<回答> 我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。未来・次世代への責任を果たし、既得権や癒着の構造と闘う、国民とともに進む改革政党である。
民進党政務調査会  】

 民進党政務調査会様 ありがとうございました。

 民進党さんは代表不在の中、一ブロガ―のアンケートに誠実に答えてくださいました。政権支持者の中に、よく、代わる政党がないという意見を耳にしますが、今の政権与党よりも、よほど政治の在り方を心得ていると言えると思います。

 みなさまのご感想はいかがですか?

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どこが大きく変わってしまったかというと

【② 三権分立など権力分散の仕組み、その他民主主義の精神を理解し、これを尊重する。

<回答> 日本国憲法が掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」を堅持し、自由と民主主義に立脚した立憲主義を断固として守る。】

この部分が、たいへん曖昧になってしまいました。この意気込みの消滅は、政治家として恥ずべきことではないでしょうか?

もう一点、

【⑩ 国民の国民による国民のための政治に徹する

<回答> 我が党は、「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立つ。未来・次世代への責任を果たし、既得権や癒着の構造と闘う、国民とともに進む改革政党である。】

この個所に見られる変化もたいへん大きなことです。【「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立って、国民とともに進む改革政党】が、当選者を増やしてアベ政権に取って代わるために、その立場を変えてしまったのです。希望の党代表の小池氏は「国民ファースト」と口では言いますが、国民よりも国家を優先させる思想の持ち主です。

市民に約束した立場よりも、人気者がもたらすかも知れないブームに乗ることを選択してしまったのです。もっとも、この回答は、代表選の前にいただいていますので、前原さんの考えではなかったのかもしれません。しかし政党の代表者というのは、政党のやってきたことや、国民に与えてきたイメージは守らなければならないと思います。地方に市議、県議などを多数有している大政党でもあるわけです。それが、党内の議論もなく、代表者の思いつきで、まったく党外の人間の思惑に従うことになるとは、前代未聞の珍事としか言いようがないでしょう。

このブログは「共通テーマ」として「資格・学び」を選んでいます。政治家や政党の資格を問おうと思っています。民進党は残念ながら、政党の資格がなかった、あるいは、前原さんに政党の代表になる資格がなかったということなのでしょう。

政党としての資格、政治家としての資格を持った人を厳選して、国会に送ろうではありませんか!

本日は以上です。お付き合いいただきありがとうございました。おまけの一枚は埼玉北部戦争展より
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どうしてこんなに右が強いのか? [受け皿づくり市民会議]

少し長くなるかもしれません。

むかしむかし、高校の先生が言ってました。
「若いうちは、引っ張ってレフト線とか打つんだけれど、年とってくると、どういうわけかライト前とか狙うようになるんだね」
野球にかこつけた思想の話ですが、今は青年・壮年の威勢のよい人がライトオーバーを打っちゃっているようです。

さて、この選挙の流れ、小池ブームに翳りも見え、民進党壊滅も枝野氏によって回避され、市民運動・左翼政党の側から見て持ち直しているように見えますが、実はまだ相当にピンチなのだと思います。日頃楽天家と自認している小生ですが、見通しはかなり暗いと感じています。

政局が目まぐるしく変わり、日々情勢が変わっているように見えますが、実は、日本会議系の人たちが作り出している大きな流れがただ着々と進行しているだけのように見受けられます。

まずは岸信介のお孫さんがその気になり使えたので使いました。権力を集中させて、国会よりも閣議決定を優先させるという手法で、憲法から逸脱する政策をいろいろ法制化してきました。

しかし権力の集中が権力者の奢りを産み、森友・加計などの不祥事が起こるようになりました。これを正すには、対抗馬を立て競わせる必要があると見たのでしょう。

都知事選に出た小池氏の人気が使えそうだと見て、現政権批判の立場からの新党設立、政権奪取構想の展開を誘導してきたように思えます。

既存の自民・公明路線か、一見斬新な希望の党、維新の党で行くのか、政権選択を選挙民に託す!かのような方向で進んでいるように見えます。しかし、どっちに転んでも、日本会議系の人たちから見れば、痛くも痒くもありません。強いて違いを挙げるとすれば、再来年の消費税をどうするかぐらいのものです。

通常なら保守乱立で、革新・リベラル系が当選するチャンス!でもあるわけですが、今の状況では、この保守二極が強すぎます。ある人(gonntan様)のブログに依れば、今の小選挙区比例代表並立制では
【4分の1の得票で7割6分の議席が確保され、4割8分の声はまったく届けられていない】とのことです。この選挙制度の壁もあって、そちらの票は、また無残にも死に票に終わりそうです。

一体どうやって、いつの間に、日本会議系の人たちはこうまで政治力を着けたのでしょうか?それは、彼らが地道な草の根運動を40年も積み重ねてきた結果だということは、最近物の本で知ったことですが、ではどうして、彼らの思想を受け入れる人たちがこうまでたくさんいるのでしょうか?

彼らの思想や問題点をよく知らないということが、一つはあるのだと思います。この点は、マスメディアの報道に問題があると言えるでしょう。
それから、思想や政策は、「エライ」人に任せておけばよいという、無関心従順派が多数いることも考えられます。これは教育の問題でしょうか?

この人たちは、いわば仮性シンパです。もちろん真性の人もいるでしょう。自分たちの先祖が国としてやってきたことを、誤りだったとしてばかり受け入れられないという風潮が、戦後何十年も立って戦争の痕跡が薄れてくると、あるいは起こってくるのかも知れません。

軍事大国化し、大陸に進出、戦争への道を歩んだ当時の日本の社会にも、それなりの理由があり、すべてが間違っていたわけではありません。是は是として捉えることは当然のことです。しかし、非は非です。目をつぶってはいけません。

まして、あれから七十余年もたち、世界はますます戦争などできなくなっているのです。始まったらどういうことになるのか、自分の国も相手の国も。少し想像力を働かせれば容易に分かることです。

過去に戻すことで解決することは、まずないのではないでしょうか。未来を、これからのことを考えて道を選ぼうではありませんか。

なんだか演説調になりましたねぇ、ご清聴ありがとうございました。

そうそう、埼玉12区の森田氏は玄葉さんに連れられキボウの党の公認だそうです。
立憲民主党なら応援できたのに・・・残念!

おまけの写真一枚。夕顔の花
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民主党待望論 [受け皿づくり市民会議]


小池新党「鬼謀の党」(この変換ミスは、てるりんさんに教わりました)から門前払いを食らった人、
この人たちこそアベ自公政権に取って代わる受け皿になり得る人たちではないでしょうか。

ショボンとしてないで(してないとは思いますが)、胸を張って、新党を立ち上げてください。
新党の名前は「民主党」がいいのではないでしょうか。

第三極を作って、ブームを起こしましょう!

本日は以上です。以下はおまけの写真です。ちょっと外に出たら何枚か撮れました。

まずは紅葉のハシリ、柿の葉です。
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ヒョウモンチョウ
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ツマグロヒョウモンに模様がそっくりなのですが、褄が黒くありません。羽が傷んでいるのか、他の種類か?

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朝顔のとなりにホタルガがいました。
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お付き合いいただきありがとうございました。
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希望の党は受け皿足り得るか? [受け皿づくり市民会議]

先週の土曜日からの一週間で、政界がにわかに動き出しました。
アベシンゾウ内閣総理大臣が、衆議院を解散する決断をし、一昨日実行しました。解散の理由は、再来年に2%上げて10%にする消費税の増収分を、財政再建に当てるのではなく、子育て支援の充実に宛てることとしたいので、そのことの是非を問いたいとのこと。また緊急事態を迎えている北朝鮮対策について外交的圧力をかける自身の政策の信を問いたいとのこと。

いずれも、国会を開いて審議しながら政策を進めれば良いだけのことであって、なんら衆議院を解散する理由にはなりえない。真の理由は、国会を開いて森友や加計問題を追及されると支持率が下がり、その後に選挙するよりは今した方が有利に展開するだろうとの見通しに依るものとしか思えません。ということは、追い込まれて選挙に打って出ることにしたという、「追い込まれ解散」ということになりましょう。

ともかく、10月10日衆議院選挙ということになって、いち早く小池都知事が動きました。「しがらみのない政治で日本をリセットする」として「希望の党」を自らが代表となって立ち上げました。マスコミの注目度は抜群で、早くも台風の目、この風に吹き飛ばされまいとする民進党を早くも吸収してしまいそうな勢いです。

この注目度からいくと、自公を過半数割れに追い込み、アベ政権にとって代わる可能性もなきにしもあらずです。ポスト・アベ政権の受け皿は小池新党「希望の党」か?具体性がなかった受け皿の形が見えてきた?だとしたら、このブログで受け皿に求めるものとして掲げてきた10項目をどのくらい満たしているのか、チェックしてみなければなりません。

アンケートに答えてもらえばいいのですが、たぶんそんな余裕はないでしょうから、答えを推定してみます。

① 地球環境の維持改善を重視する。

 本気度はわかりませんが、建前はYesでしょうね。

② 三権分立など権力分散の仕組み、その他民主主義の精神を理解し、これを尊重する。

 これもYesと答えるでしょうね。

③ 現日本国憲法を尊重し、不備な点があれば必要最小限の修正、または加筆に留める。

 憲法については、「護憲に徹するのではなく、積極的に議論する」という方針のようです。

④ 原子力発電は、事故の危険性と廃棄物処理の問題を考慮し全廃の方向で検討する。

 胸を張ってYesと答えるのでしょうね。30年?後の全廃に向けて、工程を決めて実施していくということのようです。

⑤ 核兵器は保有しない。核兵器禁止条約に参加する。

 これは考え方が違うようです。

⑥ 沖縄の米軍基地については、県民の意向を尊重し、廃止の方向で米国と真剣に協議・交渉する。

 そんな意識はないと思われます。

⑦ 自衛隊は災害地の救援・復旧や外国から日本国に向けられる武力行使などに備える国民生活防衛隊と位置付ける。国連や被災国の要請があれば、海外派遣も検討する。

 国家の軍隊と位置付けたいのではないでしょうか。

⑧ 経済政策は収入や待遇などの格差縮小を旨とする。国の財政や年金積立金など国民の財産に責任を持ち、景気浮揚策などの名目で安易に資産を減らすことのないよう、慎重に運営・管理する。

 企業を優遇し、国際競争に勝つことを優先させる方針と思われます。

⑨ 前政権が強行採決により作った法律は無効とする。

 そんなつもりはさらさらないのでは?

⑩ 国民の国民による国民のための政治に徹する。

 なんと答えるのでしょうねぇ、「当然です。国家を大事にするのは国民のためですから」とかなんとか、おっしゃるのでしょうか?                                     
 要望達成度は3割ぐらいなんでしょうか、低いですよね!
 みなさんはどう思われますか?

 以下はおまけの写真です。初秋の公園にて。
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アベ独裁から小池劇場へ [受け皿づくり市民会議]

おととい火曜日はアベさんの(アベにさんがつきました!)解散会見の全文を入手して、その勝手さを、至らなさを指摘しようと書き始めました。
きのうはモデムが繋がった時にそれをなんとかアップしました。

今朝は小池新党の旗揚げ会見の全文を入手しました。
アベさんの全文を載せた手前、これを載せない手はありませんから載せます。
しかしスマホからなので、コメントは多くは書けません。最小限となります。

アベさんの解散宣言は追求を逃れるための、「ここがやり得解散」で、大義はありません。まことに勝手な国政私物化解散です。
で選挙となれば、例のごとく経済問題、アベノミクスを前面に出します。しかし、経済に対して政治ができることはそうは大きくありませんから、微調整ぐらいなものですから、大見栄きって何かやろうとしても、例えばゼロ金利とかマイナス金利とかをやっても、効果は上がらず歪みが出るだけです。それをなんとか成果が上がっているかのように都合の良いデータだけを並べて、作文しているだけです。
解散して選挙に勝って真にやろうとしていることは、腹の中、争点にはしません。

一方で小池さんの発表は、リセット。現状が頭打ちだから、いえいえ、ジリ貧が続いているから、それを断って再スタートしようというのです。どちらが現状を捉えているかといえば、間違いなくこちらです。
アベさんのはいつもながらの誤魔化し、小池さんの指摘が本物。「王様は裸ですよ」と真実を教えています。
これは勝負が見えましたねぇ。アベの独裁は9月26日まででした。そう思ったら、アベに「さん」を付ける気になりました。

では小池さんに拍手喝采、希望で胸いっぱいになるかといえば、これは話が別です。
かなりのズレがあります。リセットはいいけれど、その後目指す方向が問題です。
リセットといえば、アメリカ追従とか、戦前志向とか、軍事大国化路線とかをリセットしなければなりません。
そんなことも忘れずに、しばし小池劇場を見物することになるんだと思います。

以下小池さんの全文です。

 皆さま、おはようございます。希望の党代表、小池百合子です。しがらみのない政治、そして大胆な改革を築いていく新しい政治、まさに日本をリセットするために希望の党を立ち上げる。リセットするからこそしがらみがない、いえしがらみがないからリセットができる。

 今、この時期に日本をリセットしなければ、国際間競争、また日本の安全保障等々、十分守りきれないのではないか。そういう危機感を共有する仲間が集まった。きょうから希望の党、スタートします。

 「希望」という2文字、小学生の習字の際にもっとも書かれる2文字だ。平和そして希望、特に希望という2文字がお正月の最初の書き初めで書かれる2文字だ。日本にはありとあらゆるものがある。ものがあふれている。でも今、希望が足りない、私はそう思っている。みんなが不安を抱くからこそ、これからの日本どうなるんだ、老後はどうなるんだ、この子はどうなるんだ-。そんな不安の中で私たちは希望の党を作り、しがらみのない政治を作り上げることによって、国民の皆さんに希望を届けていきたい、そういう思いでいっぱいだ。

 そして改革をする。その精神のベースにあるのは実はこれまでの伝統や文化や日本の心を守っていく、そんな保守の精神だ。寛容な改革の精神に燃えた保守、新しい政党だ。

 私は現在都知事をしている。先日も東京23区内の大学の定員を抑制するということを大臣告示で行うという話を聞いて、大変ショックを受けた。その流れはすっかりと全国知事会の中でもできている。東京一極集中の問題は学生が多いことだと、極めて単純な話で、今結論を出そうとしている。そのうちの一つかもしれないが、どうでしょうか。わが国の大学の最高峰といわれている東京大学においても、アジアの中でも1位を保ってきた。しかし、ここ数年じりじりとランクを下げ、今やシンガポール大学にとうの昔に抜かれている。

 世界で見てどうか。オックスフォード大学や世界の名門校の中で、東京大学は39位であったのが2017年の段階で46位。じりじりとランクを下げている。私が経済キャスターをしていたころの世界の企業の時価総額、これを比べてみると90年代初めは1位が日本のNTTだった。そしてその後に続くのが日本の銀行がだーっと続いていた。ジャパン・アズ・ナンバーワンという言葉もあった。しかし、その後はどうか。2000年代に変わる時価総額の順位は中国の企業がダッと並ぶ。そして今、どうでしょうか。最新のところではアマゾンやグーグル、こういったところが世界の1位となっている。ちなみにアップルが1位だ。

 一方で、わが国を代表するような企業が今、瀬戸際に立たされている。さあ、これからこの日本でどうやって食べていくのか、どうやって安心した生活を行っていくのか。私は自民党の中でも党税調の端くれにいたが、毎日匍匐前進するかのような改正が行われて、それが風物詩のようになっている。しかし、その1ミリ1ミリの変化では世界の変化について行けない。

 そんな危機感を抱き、私はまず東京で改革していこうと思い、都知事選に挑戦した。仲間を募って都議選にも挑戦した。しがらみのない、逆に言えばサポートしてくれる団体がない、そのような選挙であったが、一人一人の有権者は変えてくれよと、そして日本に東京に希望を抱かせてくれよと、そんな思いが街角に街中にあふれていた。

 そういう中にあって、私は日本津々浦々、北海道から沖縄まで事情が違う。だからこそ地方分権もしっかりと言葉だけでなく真剣にそれを改革していかなければならない。地方にあった改革をしていかなければならない。しかし全国知事会のほとんどは霞が関出身の方々で、むしろ中央集権を促進するかのような動きをとっている。

 今こそ、しがらみのない政治、しがらみのない改革を大胆に行っていかなければならない。今の状況は東アジア情勢、極めて厳しい。北朝鮮情勢がこういう中にあって政治空白があっていいのか。いいはずがない。しかしながら、すでに安倍総理は総理の専権事項として解散総選挙をうたっている。

 であるならば、ここは改革のチャンスだ。国民の皆様一人一人の声をしっかりと受け止めてしがらみのない政治、寛容な保守、改革の政治、希望の党が皆さんに希望を抱いてもらえるように変えるところは大胆に変えていく。守るべきはきめ細やかに守っていく。そんなメリハリのついた希望の党の政治、これから今日のチャーターメンバーの皆さんをはじめ、これからも多くの仲間が増えていくことでありましょう。

 どうぞ皆さんとともに希望を求めていきましょう。希望を手にしてまいりましょう。そして今こそ、日本が世界の片隅の一つの国だったね、と記憶にただ残るだけでなく、これからも世界をリードするそんな日本であり続けるために、希望の党にお力を賜りますように、よろしくお願い申し上げる。


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国会を軽視して国政選挙に訴える? [受け皿づくり市民会議]

わたし、決して暇人ではないと自分では思っているのですが、今日は暇人がやるようなことをやっています。

昨日アベ総理が記者会見で衆議院を臨時国会の冒頭に解散する方針であることを発表しました。

これはたいへん大きな政治的出来事であります。というのは我々の国は民主主義の国と自負しています。民主主義でも国が大きいですから直接民主主義ではなく、間接民主主義つまり議会制民主主義を採用しています。国会に代表を送って、そこで様々な話し合いが行われ、然るべき方法で採決が行われ、国の方針が決められます。言うまでもなく、国会が国政の最高意志決定機関です。

この度は、会期のある通常国会が閉会中だったため、臨時国会の召集を大勢の国会議員が要求しておりました。なかなか開かれないでいた臨時国会がようやく28日に開かれることになったのですが、その臨時国会の冒頭に、何も審議をしないまま、衆議院を解散する方針だと総理大臣が発表したのです。

一体総理大臣とは何様なのでしょうか。また、そんな権限が本当にあるものなのでしょうか?またどんな理由によるものなのか、ここはじっくり見ておかなければなりますまいと、思ったのです。

総理大臣は行政機関・内閣の最高責任者であります。権力が集中しないよう、三権分立の仕組みがとられ、国会が内閣不信任案を可決した時には内閣は総辞職するか、国会を解散することができる、と憲法にあります。解散についての規定はこれしかないのです。内閣総理大臣の専権事項で、いつでも好きな時に好きな理由で解散してよいなどという規定はどこにもないのです。

ルーズな慣習が産み出した政治運営の裏技にすぎないのです。規定にない裏技を使うというのですから、みなが納得する立派な理由がなければなりません。一体それは何なのか、大いに興味が持たれます。

注目の総理の記者発表は次のものでした。全文を載せた新聞は見当たらず、ユーチューブから文字起こししなければならないかと一時は思いましたが、ありました、logmi.jpというところに。決して丁寧に読む必要はありませんが、全文をコピー&ペーストします。

総理の話は経済問題から入ります。見出しはlogmi.jpが付けたものと思われます。

【 アベノミクス最大の勝負

5年前、国民のみなさまのお力を得て、政権を奪還しました。当時、私たちが公約に掲げた大胆な金融政策にはたいへんな批判がありました。しかし、総選挙で勝利したからこそ実行に移すことができた。アベノミクス3本の矢を放つことで、日本経済の停滞を打破し、マイナスからプラス成長へと大きく転換することができました。

今、日本経済は、11年ぶりとなる6四半期連続のプラス成長、内需主導の力強い経済成長が実現しています。雇用は200万人近く増加し、この春大学を卒業したみなさんの就職率は過去最高です。

この2年間で正規雇用は79万人増え、正社員の有効求人倍率は調査開始以来初めて1倍を超えました。正社員になりたい人がいれば、必ず1つ以上の正社員の仕事がある。

この5年近くアベノミクス改革の矢を放ち続け、ようやくここまで来ることができました。今こそ最大の壁にチャレンジする時です。

急速に少子高齢化が進むこの国が、これからも本当に成長していけるのか? この漠然とした不安にしっかりと答えを出してまいります。

それは生産性革命、そして人づくり革命であります。この2つの大改革はアベノミクス最大の勝負です。国民のみなさまの支持をいただき、新しい経済政策パッケージを年内に取りまとめる考えであります。

4年連続の賃金アップの流れをさらに力強く持続的なものとする。そのためには生産性を高めていくことが必要です。ロボット、IoT、人工知能。生産性を劇的に押し上げる最先端のイノベーションが、今、世界を一変させようとしています。この生産性革命を我が国がリードすることこそ、次なる成長戦略の最大の柱であります。

2020年度までの3年間を「生産性革命・集中投資期間と位置づけ、中小・小規模事業も含め、企業による設備や人材への投資を力強く促します。大胆な税制、予算、規制改革。生産性革命の実現に向かってあらゆる施策を総動員してまいります。

生産性を押し上げ、今年より来年、来年より再来年と、みなさんの所得を大きく増やしていく。デフレ脱却へのスピードを最大限まで加速してまいります。


「人づくり革命」では、2兆円規模の新たな政策を実施

もう1つの最大の柱は、人づくり革命です。いくつになっても、子どもたちには無限の可能性が眠っています。どんなに貧しい家庭に育っても、意欲さえあれば専修学校・大学に進学できる社会へと改革する。所得が低い家庭の子どもたち、真に必要な子どもたちに限って、高等教育の無償化を必ず実現する決意です。

授業料の減免措置の拡充と合わせ、必要な生活費をすべて賄えるよう、今月から始まった給付型奨学金の支給額を大幅に増やします。いくつになっても、誰にでも、学び直しと新しいチャレンジの機会を確保する。人生100年時代を見据え、その鍵であるリカレント教育を抜本的に拡充します。

こうしたニーズに応えられるよう、大学改革も強力に進めていかなければなりません。幼児教育の無償化も一気に進めます。2020年度までに3歳から5歳まで、すべての子どもたちの幼稚園や保育園の費用を無償化します。0歳から2歳児も、所得の低い世帯では全面的に無償化します。待機児童の解消を目指す安倍内閣の決意は揺らぎません。

本年6月に策定した「子育て安心プラン」を前倒しし、2020年度までに32万人分の受け皿整備を進めます。2020年代初頭までに、50万人分の介護の受け皿を整備する。最大の課題は、介護人材の確保です。これまで自公政権で月額4万7,000円の改善を実現してきましたが、他の産業との賃金格差をなくしていくため、さらなる処遇改善を進めます。

子育て、介護、現役世代が直面するこの2つの大きな不安の解消に大胆に政策資源を投入することで、我が国の社会保障制度を全世代型へと大きく転換します。

急速に少子高齢化が進む中、国民のみなさまの支持を得て、「今、実行しなければならない」。そう決意しました。2兆円規模の新たな政策を実施することで、この大改革を成し遂げてまいります。

しかし、そのツケを未来の世代に回すようなことがあってはならない。人づくり革命を力強く進めていくためには、その安定財源として、再来年(2019年)10月に予定される消費税率10パーセントへの引き上げによる財源を活用しなければならないと、私は判断いたしました。2パーセントの引き上げにより、5兆円強の税収となります。

現在の予定では、この税収の5分の1だけを社会保障の充実に使い、残りの5分の4である4兆円あまりは、借金の返済に使うこととなっています。この考え方は、消費税を5パーセントから10パーセントへと引き上げる際の前提であり、国民のみなさまにお約束していたことであります。

この消費税の使い道を私は思い切って変えたい。子育て世代への投資と、社会保障の安定化にバランスよく充当し、あわせて財政再建も確実に実現する。そうした道を追求して、増税分を借金の返済ではなく、少子化対策などの算出により多くまわすことで、3年前の8パーセントに引き上げたときのような景気への悪影響も軽減できます。


北朝鮮のおどかしに屈せず、国民の真意を問う

他方で2020年度のプライマリーバランス、黒字化目標の達成は困難となります。しかし、安倍政権は財政再建の旗を降ろすことはありません。プライマリーバランスの黒字化を目指すという目標自体はしっかりと堅持します。引き続き、歳出歳入両面からの改革を続け、両面からの今後達成に向けた具体的な計画を策定いたします。

少子高齢化という最大の課題を克服するため、我が国の経済社会システムの大改革に挑戦する。私はそう決断いたしました。そして、子育て世代への投資を拡充するため、これまでお約束していた消費税の使い道を見直すことを本日決断しました。

国民のみなさまとのお約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、速やかに国民の真意を問わねばならない。そう決心いたしました。

28日に衆議院を解散いたします。国民のみなさまは北朝鮮の度重なる挑発に関しまして、大きな不安を持っておられることと思います。

政府として、いついかなるときであろうとも、危機管理に全力を尽くし、国民の生命と財産を守り抜く。もとより、当然のことであります。

他方、民主主義の原点でもある選挙が北朝鮮のおどかしによって左右されるようなことがあってはなりません。むしろ私はこういう時期にこそ、選挙を行うことによって、この北朝鮮問題への対応によって、国民のみなさんに問いたいと思います。

我が国を飛び越える弾道ミサイルの相次ぐ発射、核実験の強行、北朝鮮による挑発はどんどんエスカレートし、その脅威はまさに現実のものとなっています。

こうしたなかで私は国際社会の連帯をより強固なものにするため、米国、韓国はもちろんのこと、中国、ロシア、インド、欧州、中東、アジアの首脳たちと対話や協議を重ねてきました。

そして先般、国連安保理が原油や石油製品の輸出制限を含む厳格な制裁措置を全会一致で決定いたしました。まずこれを完全に実行する。さらに、北朝鮮が変更しないのであれば、国際社会とともにいっそう圧力を強化してまいります。

北朝鮮には勤勉な労働力があり、資源も豊富です。北朝鮮が正しい道を歩めば、経済も飛躍的に伸ばすことができる。しかし、拉致・核兵器・ミサイル問題の解決なくして、北朝鮮に明るい未来など、ありえません。北朝鮮に、その政策を変えさせなければならない。そのための圧力であります。

「圧力の強化は、北朝鮮を暴発させる危険があり、方針転換して対話をすべきではないか?」という意見があります。世界中の誰も、紛争など望んではいません。しかし、ただ対話のための対話には、意味がありません。

この20年間、我が国をはじめ国際社会は、6ヶ国協議など、平和のための対話を重ねてきました。その中で北朝鮮は、2度にわたり、核兵器・ミサイルの放棄を約束しましたが、結果としてそれらは、ことごとく裏切られ、かつ、核兵器・ミサイル開発が継続されていた。

対話の努力は、時間稼ぎに利用されました。北朝鮮にすべての核兵器・弾道ミサイル計画を完全な検証可能、かつ不可逆的な方法で、放棄させなければならない。そのことを北朝鮮が受け入れない限り、今後ともあらゆる手段による圧力を、最大限まで高めていくほかに道はない。私はそう確信しています。

そして、拉致問題の解決に向けて、国際社会でリーダーシップを発揮し、全力を尽くしてまいります。北朝鮮が意図的に緊張を煽っている今だからこそ、私たちは、ぶれてはならない。北朝鮮のおどかしに屈するようなことがあってはなりません。私はこの選挙で、国民のみなさまから信任を得て、力強い外交を進めていく。北朝鮮に対して、国際社会とともに、毅然とした対応をとる考えであります。


この国を守り抜く決意

先の国会では、森友学園への国有地売却の件、加計学園による獣医学部の新設などが議論となり、国民のみなさまから大きな不信を招きました。私自身、閉会中審査に出席するなど、丁寧に説明する努力を重ねてまいりました。今後とも、その考えに変わりはありません。

この選挙戦でも、野党のみなさんの批判はここに集中するかもしれない。こうした中での選挙は、厳しい、本当に厳しい選挙となる。そのことはもとより、覚悟しています。

しかし、国民の信任なくして、国論を二分するような大改革を前に進めていくことはできない。我が国の国益を守るため、毅然とした外交を推し進めることはできません。国民のみなさまの信任を得て、この国を守り抜く決意であります。

少子高齢化、緊迫する北朝鮮情勢。まさに国難とも呼ぶべき事態に、強いリーダーシップを発揮する。自らが先頭に立って、国難に立ち向かっていく。これが、トップである私の責任であり、総理大臣としての私の使命であります。

苦しい選挙戦になろうとも、国民のみなさまとともにこの国難を乗り越えるため、どうしても今、国民の声を聞かなければならない。そう判断いたしました。

この解散は国難突破解散であります。急速に進む少子高齢化を克服し、我が国の未来をひらく。北朝鮮の脅威に対して、国民の命と平和な暮らしを守り抜く。この国難とも呼ぶべき問題を、私は全身全霊を傾け、国民のみなさまとともに突破していく決意であります。

私からは以上であります。】

何という身勝手な衆議院解散宣言でしょうか。これからじっくりそれを指摘しようと思っていたのですが、残念、今日は予期せぬ用事が入ったため、取り組む時間がこま切れになり、頭がもはや朦朧としてきました。

続きは後日ということで、本日はこれまでといたします。
と昨日書いてアップしようとしたらモデムの不調でできませんでした。今日はどうか?
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